Apple Watch SE(アップルウォッチSE)を買おうか悩んでいるんだけど、お値段が一番安いから後で後悔したりしないかな?
この記事ではApple Watch SEの基本情報から、「できること・できないこと」や、「どんな人にオススメか」まで詳しく解説していくよ!
この記事を読めば以下の問題が解決します!
- Apple Watch SEの基本情報がわかる!
- SE(第1世代)とSE(第2世代)の違いがわかる!
- SEで、できること・できないことがわかる!
- どんな人にApple Watch SEが適しているかわかる!
この記事ではApple Watchの中では廉価版に当たるApple Watch SE(アップルウォッチエスイー)について徹底解説していきます!
これからApple Watch SEの購入を検討している人、他のモデルと迷っている人は選び方まで詳しく解説しているのでぜひチェックしてください!
Apple Watch SE(第2世代)の基本情報
まずは、SEの現行機種であるApple Watch SE(第二世代)の基本情報から解説します。
機種 | Apple Watch SE(第2世代) |
---|---|
発売日 | 2022年9月 |
チップ | S8 |
モデル | セルラー/GPS |
サイズ | 40mm / 44mm |
ディスプレイ・常時表示 | 最大1,000ニト |
バッテリー | 最大18時間 |
急速充電 | |
衝突事故検出 | |
耐水性(深さ) | 50m |
日本語キーボード | |
価格(税込) | 34,800円 |
最新のApple Watch SE(第二世代)の基本情報です。現段階での初代SEの購入はオススメしていません。
お値段は税込34,800円。
現在のApple Watch公式ラインアップの中では最も安いエントリーモデルです。
外観・デザイン
Apple Watch SEの外観は無駄なものがないシンプルで洗練されたデザインです。
ちなみに、こちらのケースカラーは「シルバー」
無機質すぎて苦手だと感じる人もいるかもしれませんが、Apple Watchは保護ケースや付け替えバンドの種類が豊富なので、あなたのセンスでカスタマイズして個性を出すこともできます。
Apple Watch SEのケースの素材はアルミニウムのみ。
チタニウムやステンレススチールなど、より頑丈で高級感のある素材を選びたい場合はSE以外のモデルを選ぶことになります。
ただ、個人的にはアルミでも全然安っぽくないと思います。
それに、ほとんどの人は結局保護ケースで本体を覆ってしまうので、本体を裸で使いたい人以外はそこまでケースの素材にこだわる必要はないっていうのが個人的な考えです。
本体の右サイドにはサイドボタンとマイク穴、そしてデジタルクラウンがあり、ここで操作を行います。
万が一、操作しづらかったら、設定でボタンの向きを左側に変えて使うことも可能です。
裏面には、運動や健康管理に役立つさまざまなセンサーが搭載されています。
2022年から販売がスタートしたApple Watch SEの第二世代は裏面のデザインが少し可愛らしくなりました。
初代SEと第二世代(SE2)の違い
現在アップルストアで販売されている、Apple Watch SEは第2世代です。
しかし、一部のオンラインサイトや家電量販店などでは未だに初代のApple Watch SEの在庫が安価で販売されている場合があり、中には気になっている人もいるかと思います。
SE初代と第2世代の違いを表にしてみました
機種 | Apple Watch SE(初代) | Apple Watch SE(第2世代) |
---|---|---|
発売日 | 2020年9月 | 2022年9月 |
チップ | S6 | S8 |
重量(GPSモデル) | 40mm/30.4g 44mm/36.2g | 40mm/26.4g 44mm/32.9g |
衝突事故検出 | ||
カラーバリエーション | シルバー スペースグレイ ゴールド | シルバー ミッドナイト スターライト |
最新OSへの対応 | ||
価格 | Apple公式での販売は既に終了 | 34,800円 |
基本的に上記の表以外の機能は初代と第2世代の違いはありません。
(裏側のデザインが少し違うくらい)
当然ながら、第2世代の方がチップの性能が向上し、衝突事故検出機能が追加されているので第2世代の方が優れています。
今買うならSE2(第二世代)
「初代のApple Watch SEの方が安いからこっちにしようかな?」って思ってしまう人もいるかもしれませんが、初代SEは、最新のwatchOS11に対応していないので注意が必要です。
最新のwatchOSに対応していないと、アップデートしたのに使えなくなったり、出来たとしてもバグが起きたりする可能性が。
アップデートしないで使い続けることもできますが、いずれセキュリティ的にも危なくなってくるので、今買うならSEの第2世代にしましょう。
安いから、といって初代SEを買わないように!
SE第二世代のサイズ(大きさ)
Apple Watch SEのサイズは40mmと44mmの大小2種類あります。
サイズ | 40mm | 44mm |
---|---|---|
サイズ (縦横) | 縦:40 mm 横:34 mm | 縦:44 mm 横:38 mm |
ディスプレイサイズ | 324 x 394ピクセル | 368 x 448ピクセル |
重さ | 26.4 g(GPSモデル) 27.8 g(GPS + Cellularモデル) | 32.9 g(GPSモデル) 33.0 g(GPS + Cellularモデル) |
私のインスタで集計させていただいたアンケートでは、女性の場合、基本的に手首が細い人は小さいサイズの方が収まりが良いと感じる人が多いようです。
小さい方が軽いので疲れにくいし、基本的に女性なら40mmがオススメかな!
反対に、性別問わず手首が太めの人や、画面の操作性を求める人、ファッションとして時計を目立たせたい人は44mmを選択しているケースもあります。
ちなみに、手首のサイズが16.5cmの人が44mmのApple Watch SEを装着するとこんな感じになります。
手首の細い人だともっと時計の存在感が出てくるので、それが許容できるかどうかも選ぶポイントになります。
サイズはこんな基準で選ぶのがオススメ!
40mm | 44mm |
---|---|
手首が「細い〜普通」の人にオススメ! 小さい方が好みの人 軽さを求める人 | 手首が太い人にオススメ! 画面の操作性や読みやすさを求める人 ファッションとして、あえて目立たせたい人 |
女性の方が44mmサイズを選ぶ場合は、バンドが手首にフィットしない可能性があるので、店舗で一度試着してから決めるのがオススメ。
男性の場合は、特別手首が細くなければ好きな方でいいと思う!
ただ、腕が太ければ大きいサイズの方が似合うと思うよ!
女性のサイズ選びはこちらの記事を参考にしてみてください!
SE第二世代でできること・できないこと
続いて、他のモデルと比べて、Apple Watch SEが「できること」と「できないこと」を解説していきます!
まず、SE(第二世代)を他のモデルと比較してみました。
機種 | Apple Watch SE | Apple Watch Ultra2 | Apple Watch series10 |
---|---|---|---|
発売日 | 2022年9月 | 2023年9月 | 2024年9月 |
チップ | S8 | S9 | S10 |
モデル | セルラー/GPS | セルラーのみ | セルラー/GPS |
サイズ | 40mm / 44mm | 49mm | 42mm / 46mm |
ディスプレイ/ 常時表示 | 最大1,000ニト | 常時表示 最大3,000ニト | 常時表示 最大2,000ニト |
バッテリー | 最大18時間 低電力モード | 最大36時間 低電力モードで 最大72時間 | 最大18時間 低電力モードで 最大36時間 |
急速充電 | |||
健康機能 | 血中酸素濃度測定 心電図 皮膚温センサー 睡眠時無呼吸の通知 | 血中酸素濃度測定 心電図 皮膚温センサー 睡眠時無呼吸の通知 | |
衝突事故検出 | |||
耐水性(深さ) | 50m | 100m | 50m |
日本語キーボード | |||
価格 | 34,800円 | 128,000円 | 59,800円 |
上記の表で分かる通り、SEはお値段が安い分いくつかの機能が使えません。
できないことを理解した上で購入を検討しよう!
できること
まずはApple Watch SEができることを解説します。
いくつかの機能は制限されてしまっているものの、下記のようなApple Watchの基本機能はSEでも全て使うことができます。
Apple Watch SEでできること!
- 通知の受信(簡単な返信)
- 電話
- 電子決済
- ワークアウトやアクティビティの計測
- 睡眠計測
- 音楽の再生
- 専用アプリの活用
- 転倒検出
- 衝突事故検出
- 50mの耐水性(深さ)
他の機種と同じように、通知や電話を受けたり、キャッシュレスでお買い物したり、ワークアウトで運動したり、睡眠を計測して管理したり、音楽やポッドキャストを聴いたり、なんてことは問題なくできちゃいます!
Apple Watch SEで出来ないことが全て許容できるのであれば、明らかにお値段的にもお得に感じることでしょう。
できないこと
お次は、Apple Watch SEにできないことだけをまとめてみました。
以下の機能はApple Watch SEには搭載されていません。
- 常時点灯機能
- 急速充電
- 心電図
- 血中酸素飽和濃度測定
- 皮膚音センサー
- ダブルタップ
- 日本語キーボード
もし、上記の機能が欲しい場合は、Apple Watch series10やApple Watch Ultra2を選びましょう。
「できないこと」を詳しく解説していくよ!
常時点灯できない
Apple Watch SEにはディスプレイの常時点灯機能は搭載されていません。
常時点灯機能とは、Apple Watchの文字盤(時刻)を常に表示してくれる機能のこと。
Apple Watch SEの場合、series10やUltraと異なり使用していないときは画面がオフになります。
常時点灯機能のメリット
- 常時点灯専用の画面が楽しめる
- 視線移動で時間を確認できる
- 文字盤をファッションとして活かしやすい
もし、常時点灯機能が必要な場合は、Apple Watch SE以外のモデルを
選ぶことになります。
常時点灯について、さらに詳しくは下記の記事を参考にしてみてください
急速充電できない
Apple Watch SEは急速充電に対応していないので、他の機種よりも充電に時間がかかります。
機種 | 高速充電 | 充電時間(80%まで) |
---|---|---|
Apple Watch Ultra2 | あり | 1時間 |
Apple Watch series9 | あり | 45分間 |
Apple Watch series10 | あり | 30分間 |
Apple Watch SE(第2世代) | なし | 1.5時間 |
Apple Watch SEやseries9や10はバッテリー持ちが良いとは言えないので、1日1回はバッテリーをしっかり充電する時間を確保する必要があります。
そんな時に充電時間を短縮してくれる急速充電が役立つのですが、非対応のApple Watch SEの場合は最大で90分くらいの充電時間が必要になります。
充電習慣が身についたら気にならなくなる人も多いみたいだけど、
より早く充電したいのなら、急速充電対応機種を購入しよう!
一部の健康機能が使えない
Apple Watch SEは、心電図・血中酸素飽和濃度・皮膚音センサー・睡眠時無呼吸症候群検出などの一部の健康機能に非対応です。
健康機能/機種 | Apple Watch SE(第2世代) | Apple Watch series10 |
---|---|---|
心拍センサー | ||
心電図 | ||
血中酸素ウェルネス | ||
皮膚音センサー | ||
睡眠時無呼吸症候群検出 |
SEに搭載されていない健康機能
- 心電図
- 血中酸素ウェルネス
- 皮膚音センサー
- 睡眠時無呼吸症候群検出機能
購入目的が上記の健康機能を使った体調管理である場合や、これらの機能が使ってみたい場合はSEを購入しないように注意しましょう。
これらの健康機能を許容できるかは重要!
日本語キーボードが使えない
Apple Watch SEは、現状日本語キーボードが搭載されておらず、文字を手入力することができません。
機種 | Apple Watch Ultra | Apple Watch Series 10 | Apple Watch SE |
---|---|---|---|
日本語キーボード |
LINEなどでは、基本的に定型文で返信したり、音声入力で文章を入力することになります。
私の場合は、日本語キーボードが使えるApple Watchも持っているものの、文字を打つのが苦手なので長文を打つときは音声入力を使っています。
ありがたい人もいると思うけど、個人的にはそんなに困ってないかな
SEを選択すべきなのはこんな人!
最後にApple Watch SEを選択するべきなのはこんな人です。
- 性能よりもコスパ優先でApple Watchを手に入れたい人
- 上位モデルにしかない機能(心電図や常時点灯、急速充電)にそこまで魅力を感じない人
- 本格的な体調管理が目的じゃない人
廉価版ということで、いくつかの機能は使用できないものの、通知やワークアウト、睡眠、Apple Payなど、Apple Watchの基本的な機能は全て備えているので、スマートウォッチを初めて使う人にぴったりです。
一方で、心電図や血中酸素ウェルネス機能などを使いたい!という明らかな使用目的がある人は間違って購入しないように気をつけましょう。
高度な機能よりも、シンプルに通知やキャッシュレスの支払い、フィットネス機能などを使いたい人に最適です。
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