Apple Watchを海やプールで使う。防水ロックと注意点は?

Apple Watchは、その洗練されたデザインと多機能性で人気がありますが、水泳など、水辺での使用については不安を感じる方も多いでしょう。

特に、海やプールでの使用に関しては、注意点をしっかり把握しておくことが大切です。

りんご

正しく使わないと、Apple Watchにダメージを与える可能性も!

この記事を読めば以下のことがわかります。

  • Apple Watchの耐水性についてわかる
  • 防水ロックの使い方がわかる
  • 海やプールで使う際の注意点がわかる

この記事では、Apple Watchの耐水性能と「防水ロック」機能、そして海やプールで使用する時の注意点について詳しくご紹介します。

りんご

海やプールで使うならしっかりルールを覚えておこう!

目次

Apple Watchの耐水性能

まずは、Apple Watchの耐水性能について解説します。

Apple Watchはモデルによって耐水性能が異なります。

各モデルの耐水性能

スクロールできます
Apple Watch SEApple Watch series9
(series2以降)
Apple Watch Ultra
50メートルの耐水性能
(ISO規格22810:2010)
50メートルの耐水性能
(ISO規格22810:2010)
100メートルの耐水性能
高速ウォータースポーツ、
水深40メートルまでの
レクリエーションダイビングに対応
耐水性能の比較

これらのモデルは、泳ぎやシャワーなどの日常的な使用では問題なく対応しますが、スキューバダイビングやウォータースキーのような高圧の水流での使用には対応していませんので注意しましょう。

Apple Watchに防水性はない

Apple Watchを装着して手を洗っている人

多くの人がApple Watchには防水性能があると思っていますが、それは誤りです。

「耐水性能の比較」の表を見て貰えばわかる通り、Apple Watch は耐水性能は備えていますが、防水性能はありません。

たとえば、Apple Watchを装着したまま運動したり、手を洗ったり、雨の日に着用して外出しても大丈夫ですが、各モデルの耐水性能の制限を超える環境では使用できませんので注意しましょう。

また、永久耐水ではないため、経年劣化で耐水性が損なわれる場合があります。

下記のような取り扱いはApple Watchの耐水性に支障をきたす可能性があるので注意しましょう。

  • Apple Watch を落とすなど、衝撃を与える
  • Apple Watch を石けんまたは石けん水にさらす (たとえばシャワーや入浴)
  • 香水、溶剤、洗剤、酸や酸性の食品、虫除け、ローション、日焼け止め、油分、毛髪染料を Apple Watch に付ける
  • Apple Watch Ultra 以降以外の Apple Watch モデルを水圧が強い水にさらす (水上スキーなど)
  • Apple Watch を着用してクリフダイビングやハイダイビングをする
  • Apple Watch を着けたままスチームルームに入る
  • Apple Watch Ultra 以降以外のモデルの Apple Watch を着けたままサウナに入る
  • Apple Watch Ultra 以降を着けたまま、55° C を上回るサウナに入る
Appleサポートより引用

防水ロック機能とは?の使い方

「防水ロック」機能は、Apple Watchを水中で使用する際に画面が誤作動するのを防ぐ機能です。

この機能を使用することで、水中での操作が制限され、誤ってアプリが開いたり設定が変わったりするのを防ぎます。

防水ロックをオンにしたApple Watch
防水ロックをオンにすると、ディスプレイを触っても反応しなくなる。

防水ロックの使い方

実際に、防水ロックをオンにする方法と解除する方法を解説します。

防水ロックの起動方法

Apple Watchのサイドボタンを押してコントロールセンターを開きましょう。

コントロールセンターを開いたApple Watch
写真の向きで、右下のボタンがサイドボタンです。

水滴のアイコンをタップして防水ロックを有効にします。

防水ロックをオンに設定したApple Watch
防水ロックをオン!これで他の機能は触れなくなります。

これで防水ロックがオンになりました。

防水ロックがオンになると、文字盤の上部に小さな水滴のマークが表示されます。

防水ロックをオンにしたApple Watchのディスプレイ
文字盤の上部に水滴マークが表示されているときは防水ロックがオンになっている印

解除・排水方法

デジタルクラウンを長押しして防水ロックを解除します。

防水ロックを解除しているApple Watch
人差し指で押しているボタンがデジタルクラウンです。

解除時には、スピーカーから「ブー」と音が鳴って水が排出されます。

防水ロックを解除して排水しているApple Watch

これで防水ロックの解除が完了しました。

本体が濡れている場合は、糸くずが出ない柔らかい布でしっかり拭き取りましょう。

防水ロックをしないとどうなる?

防水ロックをオンにしたApple Watch

防水ロックをしないままApple Watchを海やプールで使用すると、以下のような問題が発生する可能性があります:

画面の誤作動

水がディスプレイに触れると、タッチスクリーンが誤認識して誤作動を引き起こす可能性があります。

これにより、意図しないアプリが開いたり、設定が変更されたりすることがあります。

排水も大事

防水ロックは、解除する際にデジタルクラウンを押すとスピーカーから音が鳴り水が排出される仕組みです。

防水ロックをしないまま使用すると、排水が行われず水が詰まったままになる可能性があるので、機能の低下を招く恐れがあります。

りんご

プールや海などで使うなら防水ロックはしといた方がいいね!

海やプールでの使用時の注意点

海やプールでApple Watchを使う際には、以下の点に注意してください:

海水への対応

Apple Watchは基本的に海でも使用可能。

しかし、海水は塩分を含むため、長時間の使用はデバイスに少なからずダメージを与える可能性があります。

特に、購入してからしばらく経っている場合は経年劣化で耐水性が損なわれている可能性があるので、使用後は必ず真水で洗い流し糸くずの出ない柔らかい布でしっかり拭き取りましょう。

プールの塩素

Apple公式ではプールの塩素についての言及はされていませんが、経年劣化して耐水性が落ちたApple Watchに対しては塩素も少なからずデバイスに影響を与える可能性があります。

そのため、使用後は海水と同じように、真水で洗い流し、糸くずの出ない柔らかい布でしっかり拭き取り乾燥させることをお勧めします。

バンドの素材

一部のレザー製や金属製のバンドは水に弱いので、海やプールでの使用にはスポーツバンドやナイロンバンドなどの防水性の高いものを選びましょう。

強い水圧

泳ぎやシャワー、雨の日などでの使用は問題ないApple Watchですが水圧の強いアクティビティでは注意が必要です。

スキューバダイビングやウォータースキーのような高圧の水流での使用には対応していません。

プールは使用禁止の施設も

プールでも使用可能なApple Watchですが、日本のプールでは、安全性を確保するためにApple Watchの使用が制限されている場所が多いです。

理由としては、衝突での怪我防止のためや、ディスプレイのガラス片が万が一破損した際にプール内に混入しないようにするためです。

他の利用者の安全を守るための措置として禁止されている施設も結構あることは理解しておきましょう。

プールを利用する際は、事前にその施設のルールを確認し、Apple Watchの使用が許可されているかどうかを確認しましょう。

プール用保護バンドもある

最近では、プール専用保護バンドをApple Watchに装着すれば使用可能な施設も増えてきています。

プール専用の保護バンドを使えば、衝突時の衝撃を予防してくれたり、ぶつけた場合もガラスの破片がプールに飛び散りにくくなります。

中には、「透明のバンドはダメ!」など施設によってルールがあるのでチェックした上で色を選ぶようにしましょう。

まとめ

Apple Watchは、防水性能を備えているため、海やプールでも活躍します。

しかし、適切な使い方と使用後のお手入れを怠らないことが重要です。

防水ロック機能を活用し、使用後のケアを徹底することで、長く快適にApple Watchを使用できます。

水辺でも安心してApple Watchを楽しむために、この記事を参考にして、安全で楽しい時間を過ごしてください。

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この記事を書いた人

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