この記事を読めばわかること
- Apple Watch×ゴルフでできること!
- Apple Watchでゴルフをするメリットとデメリット
- ゴルフで使うApple Watchの選び方
- Apple Watchで使えるおすすめのゴルフアプリ

Apple Watchってゴルフでも使えるの?



ゴルフ用のアプリを入れれば、ゴルフでも使えるようになるよ!
ゴルフをプレイする際、距離測定やスコア管理、スイング解析などの機能があると便利ですが、これまでは専用のGPSデバイスやゴルフ用スマートウォッチが主流でした。
しかし、Apple Watchを活用すれば、それらの機能を手元で簡単に操作でき、より快適にゴルフを楽しむことができるほか、私生活でも健康管理や電子決済などでも役立てることができます。
本記事では、Apple Watchがゴルフで役立つ理由や、メリット・デメリットを解説。
さらに、ゴルフで使うApple Watchの選び方、オススメのゴルフアプリまで、詳しく紹介していきます。
Apple Watchの現行機種はこの3つ!
Apple Watchをゴルフで使う魅力は?


ゴルフ専用の時計型デバイスといえば、ゴルフ用GPSスマートウォッチ(以下:ゴルフウォッチ)がありますが、Apple Watchとは異なる特徴があります。
比較項目 | Apple Watch | ゴルフ用GPSスマートウォッチ |
---|---|---|
価格 | 本体価格は高め 34,800円(税込)〜 | 比較的安価なのもから Apple Watch Ultraクラスまである |
機能の多様性 | ゴルフ以外の用途(健康管理・通知機能など)も充実 | ゴルフ専用機能に特化 高級モデルは多彩な用途に対応 |
バッテリー持ち | Ultra以外は少し不安あり | 長時間のプレーでも安心 |
GPS精度 | 問題なし | 問題なし |
ゴルフ機能 | アプリのダウンロードが必要 | 標準搭載 |
ゴルフウォッチと比べてApple Watchには「ゴルフ以外の用途でも使える」「普段使いもできる」といったメリットがあります。
私の住む地域はゴルフ場が多く、ゴルフを楽しむ人ともよく関わりますが、最近はApple Watchを着けてプレーしている人が本当に増えてきました。
ゴルフウォッチもある中で、あえてApple Watchを選ぶ人が増えているのは、ゴルフ以外の機能も優れていることも挙げられます。
特に健康管理機能が充実している点は大きなメリット。
コースを回る際に体調を崩すこともありますが、心拍数のモニタリングや転倒検出、衝突検出などの安全機能があるため、万が一のときも安心です。


また、Apple Watchは緊急時に自動で連絡先に通知できるため、高齢の方や健康が気になる方にとっては安全性の高い選択肢になります。
最近では普段使いもできるガーミン(GARMIN) Approach S70
ただし、ゴルフウォッチの方が圧倒的にバッテリー持ちが良かったり、ゴルフに特化した機能が充実している点もあるため、用途によって選ぶのがベストです。
ゴルフ×Apple Watchでできること・役立つ理由
Apple Watchは、ゴルフをより便利に楽しむための機能が充実しており、以下の点でプレイヤーにとって大きなメリットがあります。
手元で素早く距離を確認できる


GPS機能を活用し、グリーンやハザードまでの距離をリアルタイムで測定。
ショットの飛距離計測にも役立ちます。
コース上でスマホを取り出す必要がなく、プレーに集中できます。
スコアを自動記録し、管理が簡単


専用アプリを使えば、スコアやショット履歴やパット数を自動で記録します。
過去のラウンドデータを分析し、プレーの改善に役立てることができます。
スイング解析が可能


モーションセンサーを活用し、スイングスピードやテンポを測定。
フォーム改善や飛距離アップに役立ちます。
天気や風速をリアルタイムで確認できる
Apple Watchなら、ゴルフ中に天気や風速をリアルタイムでチェック可能。
急な天候変化や風の強さを把握し、ショットの戦略を立てやすくなります。
天気アプリやゴルフ専用アプリを活用すれば、より正確な情報を得られるのもメリットです。
スマートウォッチならではの便利機能
通知機能で電話やメッセージの確認が可能。
運動データも記録できるので、カロリー消費や心拍数の管理にも役立つ。
Apple Watchでゴルフをする際の注意点・デメリット


Apple Watchをゴルフで使う上で覚えておかなければならないデメリットもしっかりおさえておきましょう。
アプリのダウンロードが必要


Apple Watchをゴルフで使うためにはゴルフ専用のアプリをインストールする必要があります。
ゴルフ用GPSウォッチなら、あらかじめゴルフ専用機能は搭載されていますから、その点やや手間に感じる人もいるでしょう。
また、ゴルフ専用アプリは無料で使えるものもあれば、追加で月額課金制のアプリもあるので、本格的にゴルフで使うのであればある程度の金銭的な余裕が必要になる可能性があります。
ゴルフアプリを使うとバッテリー消費が早くなる


Apple Watchをゴルフで使う際はアプリやGPSを使用するので、普段よりもバッテリーの減りが早くなる可能性があるので注意が必要です。
1年に数回ゴルフをするくらいなら気にならないかも知れませんが、ゴルフを頻繁に長時間プレイする人であればバッテリーの減りが煩わしく感じる人もいるでしょう。
出来るだけバッテリー持ちが長いApple Watchを選びたいならApple Watch Ultra2
数日間バッテリーが持つゴルフ用スマートウォッチには敵いませんが、Apple Watchとしては最長の36時間駆動してくれます。
また、バッテリーを出来るだけ節約するための対策をしっかり覚えておくのもオススメです。
詳しくは、下記のApple Watchのバッテリーの節約術についての記事をチェックしてみてください。


正規ラウンドでは使用が認められない
Apple Watchはゴルフに役立つ機能が豊富ですが、公式競技(トーナメント)や正規ラウンドでは使用が制限されることがあるため注意が必要です。
詳しくは日本ゴルフ協会の用具の規則のページでご確認ください。
ゴルフするならどのApple Watchがオススメ?


Apple Watchをゴルフで使いたい人のために、各機種の違いと選び方を比較しながら解説します。
機種 | Apple Watch Ultra2 | Apple Watch series10 | Apple Watch SE |
---|---|---|---|
発売日 | 2023年9月 | 2024年9月 | 2022年9月 |
チップ | S9 | S10 | S8 |
モデル | セルラーのみ | セルラー/GPS | セルラー/GPS |
サイズ | 49mm | 42mm / 46mm | 40mm / 44mm |
ディスプレイ・常時表示 | 常時表示 最大3,000ニト | 常時表示 最大2,000ニト | 最大1,000ニト |
バッテリー | 最大36時間 低電力モードで 最大72時間 | 最大18時間 低電力モードで 最大36時間 | 最大18時間 低電力モード |
急速充電 | |||
健康機能 | 血中酸素濃度測定 心電図 皮膚温センサー 睡眠時無呼吸の通知 | 血中酸素濃度測定 心電図 皮膚温センサー 睡眠時無呼吸の通知 | |
衝突事故検出 | |||
耐水性(深さ) | 100m | 50m | 50m |
日本語キーボード | |||
価格 | 128,000円 | 59,800円 | 34,800円 |
セルラーモデルとGPSモデルの選び方
Apple Watchは、セルラーモデル(セルラー&GPSモデル)とGPSモデルの2モデルから選べます。
セルラーモデルはiPhoneなしでも電話やメールの受信などの通信が出来るモデル。
一方の、GPSモデルはiPhoneが近くにあれば、通信が出来るモデルです。
Apple Watch Ultraは基本、セルラーしかありませんが、「iPhoneを持たずにゴルフをプレイしたい!」という場合はセルラーモデルを選ぶようにしましょう。
セルラーモデルとGPSの違いについて、詳しくは、Apple WatchのGPSモデルとセルラーモデルの選び方!違いを比較。の記事を参考にしてみてください。


頻繁にプレイする人はバッテリー持ちが大事
また、Apple Watchでゴルフをする際、最も重要になるのがバッテリー持ちです。
現行モデルの中で最も駆動時間が長いのは、Apple Watch Ultra2
一方、Apple Watch SEやApple Watch Series 10のバッテリー駆動時間は最大18時間となっています。
ゴルフ専用のGPSスマートウォッチは数日間バッテリーが持つものが多いため、それと比べるとApple Watchのバッテリー持ちはやや短めです。
そのため、頻繁にゴルフをプレーする方は、バッテリー持ちの良いApple Watch Ultra 2が安心。
一方で、普段使いがメインで、ゴルフでもたまに活用したい方はApple Watch SEやApple Watch Series 10でも十分活躍できます。
用途に合わせて、自分に最適なApple Watchを選びましょう!
用途に合わせて選ぶのがオススメ!
SEがオススメな人 | series10がオススメな人 | Ultraがオススメな人 |
---|---|---|
日常使いがメイン たまにゴルフで使いたい 軽い方が良い 健康機能は最低限でいい | 日常使いがメイン たまにゴルフで使いたい 軽い方が良い 健康機能にはこだわりたい | ゴルフで使うのがメイン 頻繁にゴルフをする バッテリー持ちは出来るだけ長い方が良い 耐久性が高い方が良い 健康機能にはこだわりたい |
その他のポイントでApple Watchを選びたい場合は、下記のApple Watchのおすすめモデル7選!初心者向けの選び方も解説の記事をご覧ください!






Apple Watchでゴルフを楽しむためのおすすめアプリ
Apple Watchでゴルフを楽しむためにはアプリをインストールする必要があります。
ここではApple Watchでも使える、「ゴルフアプリ」をピックアップしてご紹介します!
ゴルフな日Su


ゴルフな日Su 【ゴルフナビ】-GPSマップで距離計測 | |
対応OS | iOS Android |
主な機能 | GPS計測モード 自動ホール送り機能搭載 高低グラフ機能 風向きメーター機能 ゴルフ場別ピンポイント天気予報 レイアップ機能 ピン位置調整 |
料金 | 月額360円 初回の1ヶ月は無料 |
アプリ内課金 | あり |
ダウンロード | App Store |
「ゴルフな日Su」は、ゴルファー向けの高機能なGPSゴルフナビアプリ。
全国およそ2,350ヶ所以上のゴルフコースに対応し、コースマップ上での高低差を色分けして表示する「高低グラフ表示」や、風向き・風速を確認できる「風向きメーター」など、コースマネジメントに役立つ機能を搭載しています。
また、Apple Watchとの連携により、ショット位置を自動で記録する「打点登録アシスト」機能が利用可能で、ラウンド中の飛距離確認やラウンド後の振り返りに役立ちます。
楽天ゴルフスコア管理


楽天ゴルフスコア管理 | |
対応OS | iOS Android |
主な機能 | ・GPSコースマップ ・スコア入力 ・リーダーボード ・チャット ・フォトスコアカード ・楽天チェックイン ・スコア分析 ・飛距離計測 ・楽天GORAのの予約情報連携 ・クラブ別分析機能 ・高低差計測 ・Apple Watch対応 ・スイング解析(ベータ版) |
料金 | 無料 |
アプリ内課金 | なし |
ダウンロード | App Store |
楽天ゴルフスコア管理アプリは、楽天が提供する無料のゴルフスコア管理アプリです。
シンプルな操作でスコアを記録でき、過去のスコア分析や平均スコアの確認が可能です。
また、GPSコースマップを使ったコース確認や、AIを活用したスイング解析機能も搭載されています。
SMART GOLF NAVi(スマートゴルフナビ)


スマートゴルフナビ | |
対応OS | iOS Android |
主な機能 | コース図の表示 ・残距離表示 ・グリーン拡大図 ・自動コース送り |
料金 | 無料 |
アプリ内課金 | あり |
ダウンロード | App Store |
「SMART GOLF NAVi(スマートゴルフナビ)」は、株式会社テクノクラフトが提供するゴルフナビゲーションアプリです。
このアプリは、全国約2,300のゴルフ場データを収録し、GPS機能を活用して現在地からグリーンやハザードまでの距離を正確に表示します。
また、ショットレーダーやアジャストライン機能により、ブラインドホールでもグリーン方向を的確に把握できます。
さらに、スコア管理機能を備えており、プレー終了後にスコアデータをスマートフォンに転送・保存することが可能です。
基本機能は無料で利用でき、プロ機能など高度な機能については月額240円で提供されています。
Aiキャディ


AIキャディ | |
対応OS | iOS Android |
主な機能 | どこでも高低差・コース断面表示 飛距離の予測・測定 おすすめクラブ機能 スコア入力・管理 プレイ履歴 コンペモード |
料金 | 月額240円 年額2,400円 |
アプリ内課金 | あり |
ダウンロード | App Store |
「Aiキャディ」は、全国2,300以上のゴルフコースに対応したAI搭載のGPSナビアプリです。
残り距離や高低差を表示し、過去のショットデータを学習して最適なクラブを推奨。
「コンペモード」では、コンペ幹事や参加者が簡単に設定でき、ショット履歴を詳しく記録。
メンバーの状態をリアルタイムでチェックできます。
また、「ゴースト機能」を使用すると、過去の自分のショットデータを呼び出して比較しながらプレーすることが可能で、シングルプレイでも楽しめるエンターテインメント性を提供します。
Apple Watchとも連携し、腕を上げるだけで距離確認ができる便利なアプリです。
GN+ゴルフスコア管理


GN+ゴルフスコア管理 | |
対応OS | iOS Android |
主な機能 | スコア管理 フォトスコア/ムービースコア AIスイング分析(β版) |
料金 | 無料 |
アプリ内課金 | あり |
ダウンロード | App Store |
「GN+ゴルフスコア管理」(ゴルフネットワークプラス)は、スコア入力やAIを使った分析が簡単にできるゴルフアプリです。
全国のゴルフ場データに対応。
Apple Watchと連携すれば、詳細なスコア入力やハーフスコアの記録、スコア分析、距離計測機能を備えたナビなど、多彩な機能を無料で利用できスムーズにラウンドを進められます。
iPhoneでは、松山英樹が出場するPGAツアーや人気プロ、コーチによる700本以上のレッスン動画を視聴可能。
国内外のツアー中継に加え、ニュース、コラム、ECサイトなどの関連サービスも充実しています。
ゴルフスコアカウンター


ゴルフスコアカウンター | |
対応OS | iOS Android |
主な機能 | パットも記録 ヘルスケアと連携 位置記録機能 同伴者スコア記録機能 一時停止・再開機能 デジタルクラウンでカウント 全集中モード ギア・ペナ記録機能 |
料金 | 490円 |
アプリ内課金 | なし |
ダウンロード | App Store |
「ゴルフスコアカウンター – スマートなゴルフカウンター」は、Apple Watchで簡単にスコアを記録できる便利なゴルフアプリです。
シンプルな操作でスコア管理が可能で、同伴者のスコアも記録できるのでスコアカードを持ち歩く必要がありません
ヘルスケア機能と連携してラウンド中の消費カロリーを記録したり、ゴルフ中のランチ休憩などの際に便利な一時停止・再会機能も便利。
直感的なインターフェースとApple Watch連携で、プレー中の負担を減らしながら正確なスコア記録ができます。
ユーザー評価もとても高いアプリです。
Apple Watchならゴルフ以外でも活躍してくれる!(まとめ)
この記事では、Apple Watchをゴルフで使うための基本的な情報について解説させていただきました。
Apple Watchにゴルフアプリをインストールすれば、ゴルフウォッチと同じようにゴルフを楽しむことができるようになるのはもちろん、日常使いでも運動や健康管理、電子決済など、様々な用途で活用することができるようになります。
ゴルフウォッチの方がバッテリー持ちが良く、ゴルフに特化した機能も初期搭載されているので、用途の重要度で選ぶのがオススメです。
しかし、「日常使いをメインにしつつ、ゴルフでも活用したい!」という人にとっては、Apple Watchの利便性を最大限に実感できるでしょう。
用途に合わせて選ぶのがオススメ!
SEがオススメな人 | series10がオススメな人 | Ultraがオススメな人 |
---|---|---|
日常使いがメイン たまにゴルフで使いたい 軽い方が良い 健康機能は最低限でいい | 日常使いがメイン たまにゴルフで使いたい 軽い方が良い 健康機能にはこだわりたい | ゴルフで使うのがメイン 頻繁にゴルフをする バッテリー持ちは出来るだけ長い方が良い 耐久性が高い方が良い 健康機能にはこだわりたい |
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