Apple Watchのモデルを選ぶ上で多くの人にとって重要になってくるのが、「常時常時(常時点灯)機能」の有無です。
常時表示が搭載されていない機種を選ぶと、後から常時表示を搭載することはできないため、人によっては大きく使い心地が変わってくる大事な選択になります。
常時表示機能とは、Apple Watchの文字盤(時刻)を常に表示してくれる機能のこと。
常時表示機能が搭載されていない機種だと未使用時は画面が消灯し、手首を浮かせたり画面をタップするなどのアクションを起こすまで文字盤は表示されなくなります。

一方、常時点灯ありの機種だと、未使用時はバッテリー節約のための文字盤画面になります。

ただ、あまり詳しくない人だと以下のような疑問を持つ人も多いです。
- 常時表示機能って何?
- 常時表示機能が自分に必要かどうかわからない…
- 常時表示機能がないと不便なの?
常時点灯するモデルがあると言っても、実際に使ってみないとどんな感じで役に立つのかイメージが湧きにくいですよね。
そこで、
この記事を読めば以下の問題が解決します!
- どのシリーズに対応しているかわかる!
- 常時表示機能や選び方についてがわかる!
- 常時表示機能が自分に必要かどうかがわかる!
常時表示機能のメリット・デメリット、そして、どんな人に必要かをまとめました。
常時表示の有無で購入を悩んでいる人は是非チェックしてみてください!
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常時表示(常時点灯)に対応しているのはどのシリーズ?
まず、結論から言うと
2025年9月に発売された最新機種のApple Watchは全て常時表示(常時点灯)に対応しています。
モデル | Apple Watch Series 11 | Apple Watch SE 3 | Apple Watch Ultra 3 |
---|---|---|---|
常時表示 | 対応 | 対応 | 対応 |
そのため、最新機種を購入するのであれば、今後は常時点灯の心配はしなくても大丈夫です!
これまでは、Apple Watch SEシリーズのみ常時表示に対応していなかったのですが、Apple Watch SE3からはついに常時表示に対応したので、この点で悩む必要はなくなりました。
つまり、仮に、常時表示で悩むとするならApple Watch SEの初代から第2世代を購入する場合ということになります。
Apple Watch SE 2(第2世代)については下記の記事を参考にしてみてください。

常時表示のメリット
常時点灯を搭載していることで得られるメリットを解説します。
- 常時点灯専用の画面が楽しめる
- 視線移動で時間を確認できる
- 文字盤をファッションとして活かしやすい
上記の3つに価値を感じられるかどうかが、常時点灯が必要かどうかを選ぶ大事なポイントになります。
順番に解説します。
常時点灯専用の画面が楽しめる
常時点灯を搭載していない機種の場合、使用していないときは画面が真っ暗のオフ状態になります。
一方、常時点灯が搭載されている機種だと、使っていない時はバッテリー節約用の彩度を落とした画面に切り替わります。
この常時点灯専用の薄暗い文字盤の画面が楽しめるのも常時点灯のメリット。

上のスヌーピー文字盤など、常時点灯にしかない常時点灯専用の画面はお得感がありますね。
視線移動で時間を確認できる
常時点灯を搭載していない機種の場合、時刻を確認するには腕をあげたり画面にタップする必要があります。
一方、バッテリー節約用の彩度を落とした文字盤に切り替わる常時点灯は、視線を移動させるだけで時刻が確認できるようになります。

パソコンのキーボードを打つ手を止めることなく時間のチェックをしたり、仕事での面接や商談、時間を機にする動作が失礼に当たる場所でもさりげなく時間を確認できるのも非常に助かります。
文字盤をファッションとして活かしやすい

Apple Watchは文字盤を変更することができるのも醍醐味ですから、手首を下ろした状態でも文字盤が表示されていると文字盤もファッションの一部として活かすことができます。
常時点灯を搭載していない機種だと使用していないときは画面がオフの状態になるので、文字盤もファッションとして取り入れたいのであれば常時点灯を検討してみてください。
常時点灯のデメリット
- バッテリー消耗
- プライバシーの懸念
バッテリー消耗

常時点灯はバッテリー節約用の画面に切り替わるといっても、完全にオフになる常時点灯なしの機種よりはバッテリーの消耗が早くなります。
とはいっても、常時点灯ありの機種を使ってきて、まる1日使う分に困ったことはないので、毎日の充電習慣がしっかりしていればそこまで気にする問題ではないでしょう。
プライバシーの懸念
常時点灯を搭載したApple Watchでは、文字盤の画面が常に表示されるようになるのでプライバシーの点で注意が必要です。
例えば、Apple Watchの文字盤にはスケジュールを表示できる便利なものがあります。
常時点灯は手首を軽く捻るだけで画面が点灯するので、常時点灯なしの機種よりも不意に情報が表示されることも。

こういった、予定が表示されるタイプの文字盤はその日の行動や、留守の時間帯などが分かってしまう可能性もあるので注意が必要です。
また、文字盤には自分で撮影した写真を設定することが可能です。
家族や恋人、推しの写真を文字盤にすること自体に問題はありませんが、そこから個人の情報や趣味が読み取れてしまうことがありますので、常時表示の文字盤は常に他人に見られているという意識を持つ必要があります。
常時点灯をオフにする方法
中には、常時点灯を搭載した機種を購入したけれど「やっぱり常時点灯はいらないからオフにしたい」という人もいます。
常時点灯を搭載したモデルであれば、購入後も設定で常時点灯をオフにすることが可能なので解説していきます。
Apple Watchから設定する場合
まず、Apple Watchから常時点灯をオフにする方法を解説します。
- ホーム画面の「設定」アプリを開く
- 「画面表示と明るさ」をタップ
- 「常にオン」をタップ
- 「常にオン」をオフにする

iPhoneから設定する場合
続いて、iPhoneからも同様に設定できるので好きな方で試してください。
- iPhoneの「Watch」アプリを開く
- 「画面表示と明るさ」をタップ
- 「常にオン」をタップ
- 「常にオン」をオフにする

充電し忘れたときや旅行など、出来るだけバッテリーの消費を抑えたい時にも使えます。
常時点灯が必要な人
メリットとデメリットを通して常時点灯が必要な人と必要ない人をまとめました。
常時表示が必要な人
- 常時点灯専用の画面が使いたい
- 腕をあげずに時間を確認したい
- 文字盤をファッションとして活かしたい
仕事をしている人にとっては、さりげなく時間が確認できるところは常時表示の大きなメリット。
常時表示が必要ない人
- 使っていない時は画面オフで問題ない人
- 仕事で時刻の確認をしない人
- 文字盤をファッションとして使えなくても問題ない人
現行機種はすべて常時表示に対応しているので、旧SEを購入するという人以外は設定でオフにしましょう。
まとめ
この記事では、常時表示のメリットとデメリットについて解説しました。
メリット | デメリット |
---|---|
常時表示専用の画面が楽しめる 視線移動で時刻が確認できる 文字盤をファッションとして活かしやすい | バッテリーの消耗 プライバシーの懸念 |
冒頭で解説した通り、現行機種は全て常時表示に対応したので基本的に心配する必要はなくなりました。
反対に常時表示のメリットに魅力を感じないのであれば設定で常時表示オフも検討してみましょう。
常時点灯機能が必要かどうか見極める上での参考にしてみてください。
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