昨今、「サ活」という言葉が流行るくらい人気が高まっているサウナ。
そんな中、「Apple Watchをサウナで使いたい!」と考える人が結構多いようです。
では、実際のところサウナや岩盤浴でApple Watchは使っても大丈夫なのか?
この記事では、以下のことがわかります。
- Apple Watchはサウナで使用できるのかがわかる。
- サウナで愛用される理由がわかる。
- サウナで使いたい場合の(個人的な)解決策を紹介!
結論から言ってしまうと、Apple Watchをサウナで使用することはApple公式では推奨されていません。
ただし、Apple Watch Ultraは例外で使用できる場合があります。(本文で解説しています!)
この記事では、サウナでApple Watchを使用することが公式で推奨されていない理由を解説。
なぜ、ここまでApple Watchがサウナで使われたがるのか、そして個人的にオススメする解決策も提示していますので、ぜひ参考にしてみてください。
Apple Watchをサウナで使おうと思っている人は、いちど目を通しておこう!
サウナでApple Watchを使いたい人が多い理由
そもそも、なんでApple Watchをサウナに持ち込みたがる人が多いのか?
その理由は、Apple Watchの便利な機能にあります。
- 心拍数が測れる
- タイマーがついている
順番に解説します。
心拍数が測れる
Apple Watchは装着するだけで心拍数を勝手に測定してくれます。
心拍数の測定はサウナ中の体の変化を確認するのに重要な要素なので打って付けの機能といえます。
リアルタイムで心拍数の変化が顕著に変化する様子がわかるのも楽しいらしいのですが、サウナを出るタイミングなどにも役立つわけです。
タイマーがついている
また、Apple Watchは複数管理できるタイマーがついています。
サウナを出たり、水風呂に入ったりなど、時間を細かく管理できるところもニーズがあるポイントになっています。
Apple Watchはサウナで使用することは推奨されていない
しかし、冒頭でも述べた通り、Apple Watchをサウナで使用することはApple公式では推奨されていない行為です。
Apple公式では、装着を避けた方が良い行為として、耐水性に支障をきたすという理由から、サウナやスチームルームを挙げています。
Apple Watchは永久耐水ではないので、経年劣化で耐水性が損なわれる場合があるからです。
加えて、Apple Watchは基本的に、0℃〜35℃の気温で快適に動作するように設計されています。
大半の Apple Watch モデルの使用と保管に推奨される条件
Apple Watch は、32℉ 〜 95℉ (0℃ 〜 35℃) の気温で快適に動作するように設計されています。
Apple Watch の保管に適した気温は -4℉ 〜 113℉ (-20℃ 〜 45℃) です。
Apple公式サポート Q&A
そのため高温のサウナだと誤作動やシャットダウンが起こる可能性があります。
そもそも、リチウムイオンバッテリーを使っているから45℃以上の高温で使うとバッテリーの寿命が縮む可能性も。
また、実際にApple Watchは高温状態になると温度計のマークが表示され、自動的に電源が切れるようになっています。
温度が下がれば再び使えるようになりますが、本体への機能低下の影響はやはり避けられないでしょう。
結局、何が言いたいかというと、
サウナでの使用は「自己責任」ってことですね。
岩盤浴では使える?
では、岩盤浴では使えるのか?
岩盤浴の場合は、室温は35〜45℃前後、湿度は50〜70%のところが多いとされています。
こちらもApple Watchが0℃〜35℃の気温で快適に動作するように設計されていることや、高い湿度であることを考えると、とても使用を推奨できる環境とは言えないでしょう。
岩盤浴も自己責任になります。
Apple Watch Ultraは55℃以下なら使える
例外として、耐久性が強化されたApple Watch Ultraの場合は55℃以下のサウナであれば使用することが可能です。
ただ、サウナの温度は45℃から100℃まで幅広いので、高温のサウナが好きな人の場合はやはり自己責任になる人もいるでしょう。
それでも中には使っている人もいる
ただ、正直なところ、Apple Watchをサウナで使用している人は結構います。
Xでもよく見かけるし、実際にこのブログのインスタのフォロワーさんにもいました。
「数年使っているけど大丈夫!」という人もいるようですが、もちろん故障しても自己責任になります。
サウナでの故障は保証の対象にならないことは覚えておきましょう。
アプリもある
Apple Watchをサウナで使用することはApple公式では推奨されていませんが、最近はサウナレコードというApple Watch専用のサウナアプリも登場しており、サウナ愛好家に愛用されています。
サウナレコード(サレコ)は、時間や心拍数を記録して、最後にサウナ室の温度、水風呂の温度、外気の温度、ロウリュ、アウフグースの有無、ととのい指数等を入力します。
記録した情報を測定することで、サウナ、サウナの入り方が自分にあっているのか、より良いととのいに近づけるのかが分かるというもの。
レビュー数も150件を超えているので、問題なく使えると思っちゃいますよね。
ただし、「Apple Watchの推奨環境で使用してください。」という注意書事項もありますので、それ以上の環境で使用する場合は自己責任になることを覚えておきましょう。
個人的な解決策
それでもどうしても使いたい!という人に、個人的に思いつく解決策としては、サウナ用に中古のApple Watchを購入して使用するというもの。
新品の場合は、最安でもApple Watch SEの34,800円からになりますが、
中古であれば、安ければ1万後半から2万円くらいで購入できてしまうので、サウナ用として割り切って購入するのも一つの方法と言えるでしょう。
個人的には、あと数年はWatchOSのサポートが続く可能性があるSEの第一世代や、series5以上がオススメです。(あくまでサウナ専用で考えた場合)
バッテリーの状態が良く、壊れても許せる範囲の値段のものを購入しましょう。
自分の許せる範囲の値段で購入すれば、壊れても納得できるかな。
まとめ
最後にもう一度、確認しておきましょう。
- 通常モデルのApple Watchは公式では推奨されていない
- 高温での使用は本体やバッテリーの機能低下につながる
- Apple Watch Ultraなら55℃を上回らなければ使用できる
- サウナで使用するなら自己責任
現状のところは推奨されていませんが、心拍数が測れたり、タイマーがついていたりと機能自体はサウナと相性抜群なので、いずれはサウナ対応になって欲しいですね!